G2002_LPC812マイコンのピン配置
2024年11月21日
4:37
G2002_lpc_812_pin_arrang
説明
- LPC812はピンに配置される機能をプログラムツールで変更できます
- しかし、ピン配置を変更しないことで、汎用基板に利用しています
- もったいないのですが、説明時間を節約する意味でも機能制限をします
- 1-2番ピンのI2C通信機能は必須です
- 5-19番ピンのシリアル通信も必須です
- リセットとモード切替も固定します
- 残りで利用可能なピンはすべてI/Oピンとして固定しています
- よく使うSPI通信は、マイコン内部のコードを使わず、自作プログラムで行います
- そうすると、I/Oピンのどこでも接続できるから便利です
LPC812だけの特徴
- 8-9番ピンはオープンコレクタとなっており、プルアップ抵抗を接続する必要があります
- おそらく電流容量が少しだけ大きいのだと思いますが、製作の場面ではトランジスタなどのスイッチング素子を使います
- その他のI/Oピンと同じ仕様にそろえるのがいいと思います
- また、プルアップしないと、SPI通信のピンとして使えません
- 4.7KΩ~10KΩ程度でプルアップします
- 残りのピン 6 7 10 11 12 13 14 17
18 20 は普通のI/Oピンとして機能します
- 20番ピンは動作確認LED用として使うことが多いです
- マイコンの機能として、プルアップ電圧のON/OFFができるようです
- 関数も作っていますが、どのような場面で利用するのかは不明です
- 流れ込むが、電圧はいらない、ワイヤードORとか、かなあ?
I2C通信
- 2線式の基板内近距離通信です
- モーター制御、AD/DA変換、温度センサーなどいろいろな周辺ICと通信をします
- 2線で複数のICと通信できるため、配線が少なく、対応するICが多いです
- 実験例も一番多いと思います
SPI通信
- 同じく、3線式の基板内近距離通信です
- こちらは、通信は2線で複数のICと接続できるのですが、ICごとに「あなたの番です」を知らせる信号線が必要となっています
- ノイズに強く、安定しているというイメージがあります
I/Oピン
- ON/OFF ON=3.3V OFF=0V の二つの状態を出力するピンです
- 高速でON/OFFを繰り返し、その幅を変化させることで、モーター速度を可変するなどの使い道もあります